おにぎりのキッチンカーを開業するには?メリットやコツ、開業までの流れを紹介!

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おにぎりのキッチンカーを開業するには?メリットやコツ、開業までの流れを紹介!
おにぎりは日本で親しまれてきた日本食です。お弁当の定番でもあり、日本のコンビニでは必ず売っている料理です。具材やお米の種類、炊き込み、味付けされたお米を握ったもの、オリジナリティを出しやすい料理でもあります。さらに最近ではおにぎりの見た目にもこだわったお店や外国人にもおにぎり認知され海外進出もはじまっています。

キッチンカーでのおにぎり専門店のメリットを紹介すると共に考慮しなければならないデメリットを紹介していきます。

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キッチンカーでおにぎりを売るメリット

キッチンカーでおにぎり専門店を開業するメリットを紹介します。

メニューバリエーションが豊富

おにぎりの具材だけでも、梅、こんぶ、鮭など定番のおにぎりから、チーズやマヨネーズと組み合わせた、チーズおかか、シーチキンマヨなど様々な具材が無限と考案できるのも魅力です。また、お米のブランドにこだわったり炊き込みご飯をにぎったりとお米自体の味を変えることもできます。具材の豊富さを活かして日替わり週替わりで具材を変えて販売することも容易にできるでしょう。

必要な設備が少ない

メインの食材はお米。調理工程は至ってシンプルです。お米を炊いて用意した具材を入れて握るだけです。グリルやオーブン、フライヤーなどの専門的な大型の器材は必要しません。もちろん具材の調理には必要ですが具材を大量に用意するわけではないので開業時には設備投資は抑えられるでしょう。また、キッチンカー内の設備はもっとシンプルになります。お米を保温しておく器材と具材を保管しておく器材です。具材次第では火器を使わなくての営業ができる数少ない商材です。

また、おにぎり専用器具を使用する場合もありますが機械式ではなく道具なのでそれほど場所も取らずに済むでしょう。

販売時間が偏らない

おにぎりは、一個あたりサイズにもよりますが、一個あたりが小さい為、昼食として2個、おやつがわりに1個、夜食に1個と様々の時間帯でニーズがあります。また、おにぎりと副菜などを組み合わせることにより、栄養バランスなども考えた食事にもなります。

販売スピードが早い

販売方法にもよりますが、比較的販売スピードの早い商材です。日本人は、おにぎりは温かく出来立てで無かければならいと考えていません。おにぎり文化では持ち運びに優れたお弁当形態でありある程度冷めても美味しく食べられる料理になっています。この性質を活かして事前に準備して陳列しておくことが可能で注文からの調理の工程が短縮することができます。一方で出来立て、握り立てをコンセプトする場合には工夫が必要になってきます。

おにぎりは、お客様が購入後いつ食べるか?に注意が必要です。冷めていても食べられる為、消費されるまでの時間をしっかりと明示したりして食中毒の事故などを回避していく必要があります。

キッチンカーでおにぎりを売るデメリット

キッチンカーでおにぎりを販売する場合のデメリットを3つ紹介します。また開業にあたっての考慮すべき点も一緒に紹介していきます。

1個あたりの商品単価が低い

一般的なお客様のおにぎりの価格のイメージがコンビニなどで売られている価格が基準になってしまっている為、おにぎり1個の単価はそれほど高く設定することは難しいです。よって商品単価を上げる為には自社のおにぎりの特徴やこだわりなどをアピールする必要があります。または、1個での購入ではなく2個以上のセット販売をメイン商品として表現することも大事になります。ランチタイム以外では個別販売は承るが昼食や夕食など食事のニーズに対してはセット販売のみを行うと良いでしょう。

競合が増える可能性が高い

おにぎりの調理工程は単純な為、商品として取り扱おうと検討する方は多くなってきます。一方で具材などでバリエーションを増やし差別化を図ったとしても、競合も同様の戦略で具材の種類を増やしていくと考えられます。提供しやすく、種類も豊富なメニューは、多くの方が検討するのは必然です。

ライン製造との商品が競合になる

出来立てで無くてもよいおにぎりはコンビニやスーパーなどで販売されているおにぎりとも競合になってしまいます。手軽さなど考えるとコンビニおにぎりに勝ちようがありません。自社の商品クオリティやコンビニよりも出来立て感、セミオーダーでのおにぎりなどライン製造では対応できない対面販売での対応力や注文スタイルを確立していくのも一つの競合との差別化になるでしょ。

調理工程で両手が使う

調理工程においておにぎりを握る場合には、両掌で握らなければならず、その際には調理手袋を着用する必要があります。一旦、握る行為に入ると途中で調理以外のお会計作業などが発生した場合に手袋を外す煩わしい工程が発生してしまいます。現金を触れない会計方法としてキャッシュレス決済や食券機なども検討すると良いかもしれません。

おにぎりのキッチンカーを成功させるコツは?

キッチンカーでおにぎり専門店を成功させる為のコツをおにぎりの可能性を引き出す視点や提供オペレーションなどを踏まえて紹介します。

おにぎりのコンセプトを定め差別化

おにぎり専門店としてのコンセプトを明確にして商品開発をしていきましょう。おにぎりはコンビニ・スーパーなど固定店舗の競合も多く、商品単体での差別化は難しい部分があります。よって、自身が作るおにぎりのコンセプト決めておくことにより商品がブレずに専門店としての差別化にもなってきます。安価路線、高級路線、付加価値路線、限定路線など開発していく方向性を決めるのは重要です。

商品の組み合わせやサイドメニューの考案

おにぎりの一個単位での販売は、かなりのスピード感で注文、調理、会計、受け渡しを行えないと効率的に売上を確保することは難しいです。よってお客様一人たりの購入個数を2個、3個とセットで販売できるようにメニュー設定すると良いでしょう。また、具材の種類も豊富に揃えることができるからと言ってあまりに多くの種類を提供可能にするとお客様が迷ってしまったり、まったく選ばれない具材がロスになったりしますのでしっかりと具材の種類毎の販売成績なども見て具材の仕込み数なども検討する必要があります。また、おにぎりとは別にサイドメニューを考案するのも良いでしょう。おにぎりに会う定番の唐揚げや卵焼きはもちろんですが定番でなくてもよいです。おにぎりとサイドメニューのセットで満腹感を得られるのであればおにぎり1個でも問題ないと思います。

おにぎりを映えさせる

おにぎりは料理として小さい見た目をしています。小さい料理は様々のデコレーションがしやすく見た目を一変させることが可能です。ケーキやドーナツなどの様に、同じジャンルの味でも見た目にも美味しくすることが出来るおにぎりの可能性を引き出す工夫は必要です。味で差別化はもちろん見た目での差別化は近年の料理では大変重要な要素になっています。お客様が誰かに自慢したくなるおにぎりを開発できると良いでしょう。

限定具材と定番具材の開発

おにぎりの具材になる食材は豊富です。一方でお客様になぜその具材なのか?を伝えることも購入頂くきっかけになります。その点、おにぎりは日本で親しまれている料理なので定番具材であっても、具材の製造元のこだわりやコンセプトがあっりするだけでおにぎりの商品力がアップします。また、日本食でもあるおにぎりは旬を取り入れた具材のラインナップ可能です。四季折々のおにぎりを開発していくことでお客様に次への期待もさせることが可能になります。

おにぎりのキッチンカーは儲かるのか

おにぎりを商品にキッチンカーで開業した時の1年間の売上・年商シミュレーションをしてみます。
平均客単価 700円(平日20日間、ランチ需要など)
500円(土日祝2日間/月、イベント需要など)
年間営業日数 240日(平日)
24日(土日祝)
客数 70人(平日)
100人(土日祝)
平均原価
200円(平日、原価率28.5%)
120円(土日祝、原価率24.0%)
出店料
売上金額の15%(平日)
売上金額の20%(土日祝)
その他雑費 売上金額の10%
※仕込み・販売などを自身で行う場合

以上の簡易な条件を設定した場合、年間売上12,960,000円、出店料2,004,000円、原価3,639,600円、経費を差し引いた年収(利益)は7,316,400円になります。あくまでもシニュレーションですが1200万円の年商、概算利益で730万円となりました。この他に各自違いの大きい仕込場所の家賃や光熱費などの経費がありますが、年収として400万〜700万となりました。

おにぎりキッチンカー開業の手順

キッチンカー(移動販売)で開業するまでの流れ

キッチンカーの開業をするための流れは一般的には下記のようになっています。

step1情報収集 step2目的の整理 step3営業場所の検討 step4車両・仕込み場所の検討 step5保健所での営業許可の取得 step6開業

それぞれについて詳しく解説していきます。

step1情報収集
開業や起業をする場合、必要な費用を把握しておくことが大切です。
メニューや食材費、設定金額から、利益を出すために必要な1日の販売数などを調べておきましょう。
キッチンカーの場合は、キッチンカーの内装・外装、仕込み場所の設備費、出店場所、駐車場代、ガゾリン代なども必要になります。その際、光熱費などの変動費も計算しておくのを忘れないようにしてください。
また、出店しようと考えている地域で人気のキッチンカーについても調査しておくとメニュー開発の際にも参考になるのでおすすめです。

step2 目的の整理
沢山あるキッチンカーの中で差別化を図るには、独自のこだわりを掲げることが必要になります。
少々難しいですが「なぜキッチンカーを始めようと思ったのか」などを振り返り、目的を整理しましょう。
目的が定まることで、お店のコンセプトやジャンル・メニューを考えやすくなります。また、周辺の飲食店などとの差別化ができる、独自性のあるキッチンカー作りにも繋がります。

step3 営業場所の検討
営業場所やイベントなどをある程度把握しておくと、開業後にスムーズに移動販売を進めることができます。
キッチンカーの出店場所として、オフィス街や商業施設などのデッドスペースの有効活用として貸し出す場合も多いです。
必ず車両を購入する前に営業場所の目処を立てましょう。
車両購入後に営業場所が確保できずに苦労する方は非常に多いので気をつけましょう。

step4 車両・仕込み場所の検討
車両の確保の方法には、購入・レンタル・リースなどの方法があります。
支払い方法も割賦や一括など多岐に渡るため開業後のキャッシュフローなども鑑みて検討しましょう。
また、「切る」「混ぜる」など、食中毒を発生させる菌が付着・繁殖する可能性のある行為は、衛生管理の徹底した場所でおこなう必要があります。
仕込み場所は保健所の営業許可を受けた施設でなければなりません。
ランチメニューのような仕込みが必要なメニューを扱う場合は、キッチンカーの他に仕込み場所を確保する必要があります。
ただし、特定の条件を満たせば仕込み場所なしでも営業許可取得が可能です(以下参照)

step5 保健所での営業許可の取得
飲食店やキッチンカー、仕込み場所など、食品を扱う場合には保健所の営業許可が必要です。
営業許可は扱う商材によって異なります。ランチメニューを扱うキッチンカーなら、飲食店営業許可を取得しておくと良いでしょう。
また、各保健所によって申請時に注意される内容が異なるため、あらかじめ実際に営業を考えている地域の保健所に確認をとっておきましょう。

step6開業
いよいよ開業です。
開業前からSNSなども活用してうまくPRしていく方法も主流となっています。
SNSをうまく活用すれば、新規顧客の獲得だけでなく既存顧客のリピーターにもつなげることができるためぜひ試してみてください。

キッチンカー(移動販売)の開業に必要な資格

キッチンカーを開業するためには、保健所の許可だけでなく、食品衛生責任者者の資格が必要になります。

食品を扱うキッチンカーには、食品衛生責任者を必ず1名以上配置しなければなりません。

食品衛生責任者は、各都道府県の食品衛生協会が開催している「食品衛生責任者養成講座」を受講することで取得できます。ただし、栄養士や調理師などの免許を取得している人は受講が免除されます。

修了証には有効期限がないので、更新の必要はありませんが、数年に1度の実務講習会の受講が義務付けられている場合があります。開催回数や定員数が決まっているので、確認しておきましょう。
詳しい開業の手順や資格については、以下の記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

営業に欠かせないキッチンカー(移動販売車)選び

キッチンカーの製作を専門にしている業者に依頼して制作してもらう方法です。

扱う商材や売り方、コンセプトなど具体的なイメージを固めてから相談するとスムーズに進められます。製作会社によっては、価格やデザイン、アフターフォローなど、得意分野や強みが違うので、自分のイメージに合う製作会社を見つけましょう。

中古キッチンカーを購入する

レンタルの一番のメリットは、飲食店営業許可証を取得している車をレンタルできるので、面倒な手続きが必要ありません。

ただし実際に営業するには、出店する地域の保健所の許可が必要なため、どこの保健所から許可を得ているのか確認しましょう。

また、レンタルは高額になるため注意が必要です。

自分で車を改造する

新たに購入したバンや軽トラックなどの車を、改造してキッチンカーにする方法です。

営業許可が取れるようシンクの大きさや数、給・排水タンクなど必要な設備を保健所に確認しておきましょう。

また、掃除のしやすさや動きやすさなど、実際の使い勝手を考慮するのを忘れずに。ただ、リスク・難易度ともに高いのでやはりプロに頼むのがおすすめです。

キッチンカーをリースする

キッチンカー専門業者が製作したキッチンカーをリースする方法です。

リースとは単純なレンタルとは違い、一定年数が経過したあとお金を払えば車を買い上げることが可能です。

営業許可の取れる設備

キッチンカーを開業するためには、管轄の保健所から営業許可をとらなければなりません。各保健所によってチェック項目は異なりますが、以下のように最低限クリアしなければならない設備があります。

・運転席と調理場が仕切られている
・シンクの数と大きさ
・給水タンクと排水タンクの設置と容量
・換気扇の設置
・手洗い場所
・石鹸・消毒の設置
など…

キッチンカーでおにぎりを売るうえでの注意点

おにぎりをキッチンカーで売るうえでの注意点として衛生管理と営業許可の取得があります。営業許可の基準には地域差があるため、その地域ではどのような点を重視するのかリサーチしておく必要があります。

おにぎりは作り置きが可能な分、大量生産も可能になります。一方で事故が起きた時のリスクも大きくなり、しっかりとした衛生管理、衛生設備、製造・販売オペーションが必要になります。また、営業許可を出す保健所として慎重になるケースが多々見受けられます。製造場所の衛生設備に厳しい地域もあれば、保管場所の有無や配置に特にこだわりが強い地域もあるからです。キッチンカーでの営業形態の説明や抑えるべき衛生管理など基本的に揃えなければならない設備はもちろん実行可能な管理体制なども説明できるようにしておくことも重要です。米飯類は特に黄色ブドウ球菌による食中毒が懸念されます。人が直接食材にふれることにより発生するケースが多いです。おにぎりは炊飯米を握る行為の連続だからです。

おにぎりに限らず様々のメニューのキッチンカー事業者さんと接する機会の多いキッチンカープロに開業前に情報収集と知見を広げることは重要です。

当メディアを運営しているMellowでは、キッチンカーを開業する方向けに、キッチンカーの基本知識から詳細な数字までお話しているセミナーを無料で行っています。

おにぎりのキッチンカーおすすめまとめ

鷹栖のおにぎり そら

鷹栖のおにぎり そら

北海道上川郡にある人口約6000人の町、鷹栖町。ここでお米農家平林さん御一家が有機栽培で作るゆめぴりかを100%使用します。お米は当日朝に精米。精米歩合は旨味と栄養がしっかり残る七分づき、微かに黄色いお米です。炊飯はお米にしっかりと熱が入るガス釜。オーダーを頂いてから、熱々のお米で当店開発の具材を包みます。 包装紙に包んで、熱々のまま、極上おにぎりを味わってください。

愛米家本舗

愛米家キッチンカー

目黒区学芸大学のお米屋さんが玄米おにぎり専門キッチンカーを始めました。
子どもから大人まで身体が喜ぶものを選んでいこう!をコンセプトに気軽に食生活を支える優しいお店にしていきます!よろしくお願いします!

四代目お結び屋

四代目お結び屋(農家直送のお米をおむすび)

名古屋を拠点に活動している、毎月全国各地の米農家さんからお米を仕入れているおにぎりキッチンカーです。毎月様々な産地のお米を楽しめます。

まんまる

キッチンカーまんまる

福岡エリアを拠点に活動するおにぎりキッチンカー。
バラエティ豊かなおにぎりを楽しむことができます。

キッチンカーの開業に迷ったらプロに相談を

はじめてキッチンカーを開業する場合、何を考えたら良いのか、どうしたら良いのか分からない。という人も多いのではないでしょうか。そんな時はプロに相談するのもおすすめです。

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キッチンカー事業者さんのネットワークから積み上げた情報や知見を元に様々なコツを提供できると思います。

「開業してみたいけど、どうしていいかよくわからない…」

というキッチンカーの開業でお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

日本が生み出したお弁当形態「おにぎり」。具材の豊富さや提供方法の工夫などメニュー開発から提供販売方法まで、各自のアイディアと創意工夫で勝負できる商材です。キッチンカーでのおにぎり専門店で新たなジャンルをリードしてみてください。

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