脱サラして飲食店を成功させたい!業種・業態を知って選択肢を広げよう

開業前のポイント
脱サラして飲食店を成功させたい!業種・業態を知って選択肢を広げよう
脱サラして飲食店を開業するには、事前に手順や必要な資金を確認しておくことが重要です。また、脱サラして飲食店を始めるのに向いている業種・業態を選ぶことで、飲食店経営が成功しやすくなるでしょう。ここでは、脱サラして飲食店を開業する手順や、脱サラにおすすめの飲食店の業種・業態、必要な資金などを紹介します。

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脱サラして飲食店を始める手順

飲食店経営をする場合、まず始めに事業計画を練り、次に店の業種・業態を決め、その後で繁盛するための戦略を考えたり、出店場所を探したりします。ここでは、飲食店を始める詳しい手順を見ていきましょう。脱サラする前に開業の流れを把握しておくことが大切です。

事業計画を練る

脱サラして飲食店を始めたいと思ったら、最初に事業計画を練ります。事業計画は、長期的な経営方針を決めるだけでなく、開業のための融資を受ける際にも必要となるもの。コンセプトはどうするのか、どんなメニューを提供し、客層はどこを狙うのか、できるだけ具体的にしておきたいところです。

業種・業態を決める

事業計画が完成したら、次にどんな店を始めるのか、業種・業態を考えます。業種はラーメン店、居酒屋、イタリアンといった料理のジャンルのこと。一方で、業態はどの客層に何をどうやって売るか、という売り方のことを指します。

都心部で平日にランチを提供する店なのか、駅前で休日に飲食に来てもらう店なのか、といったように具体的に考えると良いですね。脱サラしたものの業種・業態について上手くイメージできず、飲食店経営につまずくパターンも多いようです。しっかり情報収集して、自分に合った業種・業態を見つけておくと成功しやすいでしょう。

繁盛させるための戦略を練る

飲食店は開業させればそこで終わりではなく、開業させてから1年でどれだけ繁盛させるかが勝負といわれています。ここが上手くいかずに、開業から1~2年で閉店する店も多いのが事実です。

それを避けるために、自分の店をどう宣伝するのか、思うように売上が増えなかった場合はどういった対策を取るのかなど、始める前から戦略を立てておくことをおすすめします。

出店場所・物件を探す

店のコンセプトや業種・業態が固まったら、具体的な出店場所や物件探しに移ります。飲食店を成功させるには、立地が非常に重要。自分の希望する業種・業態に適した土地で、出店場所や物件を探したいものです。

また、複数の候補地を自分の足で巡って、付近の飲食店の客層やメニュー内容、単価などリサーチをしておくと良いでしょう。

脱サラして飲食店を始めるのにおすすめの業種・業態

先述したように、飲食店を始める際は自分に合った業種・業態を見つけることが大切です。ここでは脱サラをして飲食店を始めるのにおすすめの業種・業態を紹介します。

お好み焼き屋や焼肉屋などコックレスの飲食店

脱サラして始める際におすすめなのが、お好み焼き屋や焼肉屋など「コックレス」と呼ばれる業態の飲食店です。お好み焼や焼き肉などは、お客様自身がテーブルで調理できるので、スタッフに高い調理技術が求められず、人件費も少なくて済みます。また、クレームも比較的少ないため、飲食店経営が初めてでもスタートしやすいでしょう。

弁当屋などのテイクアウトができる飲食店

弁当屋やから揚げ店、カツ丼屋など、テイクアウトに向く業種・業態の飲食店も、脱サラにおすすめです。テイクアウト専門店にすればイートインスペースが不要となるため、初期投資を少なくできます。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、テイクアウト・デリバリーの需要が増加していることも追い風になるでしょう。

キッチンカー(移動販売)もおすすめ

開業資金やリスクを抑えて脱サラを成功させたい人は、キッチンカーを検討してみてはいかがでしょうか。キッチンカーは固定店舗の飲食店に比べ、開業資金が少なくて済むのが特徴。家賃もかからないため、低リスクでの開業が可能です。

固定店舗は1度開店すると「集客が少ないから移転」というのは簡単にはできないでしょう。その点キッチンカーなら、集客が望める場所へ移動可能です。またキッチンカーは3密を避けて食事を提供できるため、新しい生活様式が浸透し始めている今、特に注目を集めています。

脱サラして飲食店を始めるのに必要な資金

脱サラして新しく事業を始めるとなると気になるのが資金面です。飲食店を始める際は、初期費用の他に家賃、食材費、人件費などの運転資金も必要となります。実際に脱サラして飲食店を始める前に、必要な資金の目安を確認しておきましょう。

必要な資金の目安は1,000万円程度

飲食店を開業するには、家賃や内外装費、設備費などを含めると約1,000万円程度必要です。ただし、始める店の規模により、初期費用の額は変動します。初期費用はこれから始めるお店の年商の半分が目安。例えば、年商2,000万円を見込むなら、1,000万円程度の初期費用が必要です。

また、月商は家賃の8~10倍が適正とされています。仮に店舗の家賃を18万円とすると、月商目標は144~180万円となり、年商目標は月商の12ヵ月分、つまり1,728~2,160万円です。よってこの場合の初期費用の目安は、約半分の850~1,000万円前後になります。

初期費用の他に運転資金も必要

飲食店を経営するには、初期費用に加えて毎月の家賃、食材費、人件費などの運転資金も必要です。食材費は、提供するメニューにより変動しますが、食材費と人件費を合わせて総売上の約半分~6割が適正とされています。

月の総売上が100万円とすると、食材費と人件費合わせて月50~60万円が目安。開業前の段階で、この月50~60万円に家賃を合わせた運転資金を最低3ヵ月~半年分用意しておくのがおすすめです。

脱サラして始めた飲食店を成功させるコツ

脱サラして始めた飲食店を成功させるには、初期費用を抑える工夫の他に、飲食業を経験しておく、脱サラの経験を活かすなどがコツとして挙げられます。コツを掴んで、脱サラして始めた飲食店を成功させましょう。

居抜きやキッチンカー(移動販売)にして初期費用を抑える

初期費用をなるべく抑えて店を構えるのが、脱サラして始めた飲食店を成功させるコツです。居抜き物件を借りると、内装などにかかる費用を浮かせられます。また家賃がなく、人件費を少なくできるキッチンカーを選択するなど、一般的な固定店舗に比べ初期費用を抑えやすい業態を選ぶのもおすすめです。

ライバルのいない立地・業種で挑戦する

例えばラーメン店を始めようとして、既に繁盛しているラーメン店がある地域で新たに集客するのは難しいでしょう。その地域に繁盛している店がある場合は、その店とかぶらない業種にするか、自分が始めたい業種が少ない地域を狙うと、成功する確率が上がります。

飲食業を経験しておく

アルバイトなど短期間でも構わないので飲食業を経験しておくことは、店舗運営において大きなプラスとなります。特に小規模の店舗で調理を担当すると、技術を早く習得しやすいのでおすすめです。

脱サラの経験を活かす

脱サラという経歴を活かし、前に働いていた会社で得た経験や人脈を飲食店経営にも活用すると、成功しやすくなるでしょう。前職でサービス業界にいたなら接客ノウハウ、IT業界にいたならネットを使ったマーケティングというように、前職のキャリアは脱サラ後も大きな強みになります。

脱サラは事前準備が大切!憧れの飲食店を成功させよう

脱サラして始めた飲食店を成功させるには、適した業種・業態を選ぶことが重要。テイクアウトやキッチンカーの業態はwithコロナの時代に合っており、初期費用などを抑えられるので、脱サラして始めるのにおすすめです。

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