『上毛新聞』キッチンカーを平時から災害時へ。フードトラック駆けつけ隊の「フェーズフリー」が紹介されました

2026年9月1日の「防災の日」に発行された上毛新聞「防災特集2026」に、一般社団法人フードトラック駆けつけ隊の取り組みが掲載されました。
記事「温かい食事で心も元気」では、災害時に避難所へキッチンカーを派遣する仕組みとともに、株式会社Mellowが平時から運営するモビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」の情報・ネットワークを災害時にも活用する「フェーズフリー」の考え方が紹介されています。
掲載日:2026年9月1日(火)
媒体:上毛新聞「防災特集2026」
掲載面:4-5面「日常と防災の垣根をなくす」
平時の営業を支える基盤を、災害時の食事支援にも
フードトラック駆けつけ隊は、災害が起きてからキッチンカーを探し、派遣するだけの団体ではありません。
平時からSHOP STOPで管理している事業者のメニューや調理・提供能力、車検証、営業許可証、資格情報などを活用し、災害時の募集、参加確認、派遣先・食数・メニューの調整、連絡、支払い・精算までを行います。
日常の営業を支えている人・情報・関係性・運用の基盤を、非常時にも動かす。この仕組みを、フードトラック駆けつけ隊では「フェーズフリー」の実践と位置づけています。
群馬県との協定と派遣訓練も紹介
記事では、群馬県とフードトラック駆けつけ隊が2024年に締結した「災害時におけるキッチンカーによる食品の給与等に関する協定」や、2025年9月に前橋市で実施した初のキッチンカー派遣訓練についても紹介されています。
訓練では、災害発生時を想定した事前の連絡調整を行い、その結果に基づいて避難所役の会場へキッチンカーを派遣。地域住民へ鶏めしや汁物などの温かい食事を提供しました。
熊本地震では延べ64台で7,400食を提供
2026年7月に発生した熊本地震では、8月4日から31日までの期間中25日間、熊本県八代市内9か所の避難所で食事支援を実施しました。
キッチンカー延べ64台、24事業者が参加し、7,400食を提供。平時のSHOP STOPの基盤を活用しながら、現地からの情報に応じて派遣先、食数、メニューを継続的に調整しました。
フードトラック駆けつけ隊は今後も、日常の商いを支える仕組みが災害時にも人を支える力となるよう、自治体や支援団体、キッチンカー事業者との連携を深めてまいります。
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フードトラック駆けつけ隊とは?
一般社団法人フードトラック駆けつけ隊は、「困っている方にあたたかい食事を届けたい」というキッチンカー事業者の声から、株式会社Mellowが2019年に発足しました。平時の「SHOP STOP」で培う事業者ネットワークと情報・運用基盤を活用し、災害時の募集、派遣、食数・メニューの調整を行っています。2025年には国の災害支援車両登録制度「D-TRACE」※の災害対応車両調整法人として登録されています。